「発炎筒」は、自動車に搭載することが法律で義務付けられています。発炎筒がない場合は、車検に合格できず、また使用期限が切れそうな場合は、早めに購入する必要があります。
しかし、発炎筒を購入しようとしても、どこで買えばよいのかわからない方もいるかもしれません。
そこで、本記事では発炎筒の購入場所について調べました。
発煙筒が売っている店舗
発煙筒が売っている、買える店舗を紹介
カーショップ
発煙筒は、カー用品店やバイク用品店で購入が可能です。大手カー用品店のオートバックスやイエローハットでは、幅広い商品が取り揃えられており、店舗やオンラインで検索して購入できます。
オートバックスなどで発煙筒買う際の値段
発煙筒価格:698円(税込)
参照:オートバックスオンライン
ディーラー
カー用品店で数百円で購入できることが多く、ディーラーで発煙筒を購入する場合、ディーラーによって価格が異なるようです。
ディーラーや整備工場で車検時に期限が切れている発煙筒を交換した場合、未使用の発煙筒は処分してくれるようです。
ホームセンター
コーナン、コメリ、カインズ
ホームセンター ナフコなどで発煙筒を買う際の値段
発煙筒価格:618円(税込)~
参照:ホームセンター ナフコオンライン
ドンキホーテなどでは販売されてないようです。
ドンキホーテ
ドンキホーテで発煙筒を販売しているかどうかについては、情報がありません。
ただし、ドンキホーテのピープルブランド情熱価格のカー・自転車用品には、車用品が含まれており、発煙筒が販売されている可能性があります。
DIYやアウトドア用品店
発煙筒は、DIYやアウトドア用品店でも取り扱われています。アウトドア用品店では、より広範な用途に適応した発煙筒を見つけることができます。
100均
発煙筒は100円均一で販売されていないようです。
実際に探してもダイソーやキャンドゥ、セリアなどでも見つかりませんでした。
通販
発煙筒は楽天やAmazonでも売っています。
ただし、適合基準を確認し、信頼性のある商品を選ぶことが重要です。オンラインショッピングでは、人気ランキングやカテゴリー別の情報も参考にすることができます。安く買うなら通販がおすすめです。
発煙筒の種類や性能について
発煙筒は、車検に合格するために必要なもののひとつであり、車に積んでおく必要があります。発煙筒には、以下のような特徴があります。
- 視認性:赤色の炎は昼で約600m、夜間で約2km先から確認できます。
- 悪天候に強い:風速18m/sec,雨量50㎜/hでも正常に発炎燃焼致します。
- 長時間発炎:自動車用発炎筒の3倍の15分間発炎するので長時間作業に最適です。
発煙筒には、以下のような種類があります。
- 赤い炎が出て、煙も出るタイプのもの
- LEDライトを点灯するタイプのもの
発煙筒は、道路運送車両法保安基準で装備が義務付けられている「非常用信号用具」のひとつであり、非常用信号用具の条件は道路運送車両法220条で「夜間200mの距離から確認できる赤色の灯光を発するもの」「自発光式のものであること」などが定められています。
LEDタイプの発煙筒もオススメ
LED発炎筒(LED非常信号灯)の使用です。LED発炎筒は、何度でも使用でき(ただし電池交換が必要)、スイッチを入れるだけで簡単に操作できます。また、火災や煙の発生がないため、二次災害の危険性がなく、どこでも使用できる利点があります。
ただし、欠点としては、通常の発炎筒に比べて視認性が低いことです(※夜間の視認距離は約2キロです)。通常の発炎筒は煙を発生させるため、周囲の人が異常に気づきやすく、圧倒的に視認性が高いです。
LED非常信号灯も、夜間200メートル離れた場所から見ると明るさが確認できるほどの灯光を発するため、十分な視認性があります。
発煙筒の処分について
発煙筒の処分については、以下のような方法があります。
- 指定の引取場所に持ち込むことで、焼却処分されます。
- 自動車ディーラーに持ち込むことで、処分してもらえます。
- 一部の自治体では、市が指定する焼却施設に持ち込むことができます。
発煙筒は、使用期限が切れた場合は処分する必要があります。処分方法については、自治体によって異なるため、自治体のホームページなどで確認することが必要です。
発煙筒の基準と国土交通省の関連情報
発煙筒は、車やバイクの故障時や事故の際に、周囲への警告として使用される重要な用具です。
国土交通省が定める基準により、適合した発煙筒を選ぶことが求められます。適合基準に関する詳しい情報は、国土交通省のウェブサイトで確認することができます。